2014年の6月にCEXがデビューし、2015年により洗練されよりパワフルになったカレルエフェクトが紹介されました。その間、カレルエフェクトの会場以外でセッションを受けた方、およびTTスタッフやCEプラクティショナーの体験談を集め、掲載に承諾していただいた方の文章を全て紹介させていただきます。
※「アペイラン」および「プラクシス」の定義は用語集をご覧ください。
TTスタッフになる前のセッションは、CE参加者の体験談として記載されています。
新井結花
No.7 - 2015/2/4 - CEX
書くことが浮かばない。
体験していたし、寝ていたわけではなく、たぶんずっと起きていたけれど、なんだか全然覚えていなかった。
ただ、感じたのは体の感覚。見えたり、映像はなかった。
でも何とも言えない、感覚があった。
言葉で表現できないけれど。
そして、今いる部屋が異常に寒く感じる。
黒い影、雲のようなものがいろいろ見えたことを思い出す。
セッション終わったあとで、聴こえる些細な雑音が気になるので、今自分がとても繊細になっていることがわかった。
今、思うと、CEは、やはりどこかまた別の空間に、バイブレーションになっているのだと思う。
時空だ違う。ここには存在していない感じだった。
はっきりと別の次元というか、空間にいたことだけは、認識できる。
キレイな光の動き、光の線が流れるようなとてもキレイなものが見えた。
アペイランが見ている色々なものを、マインドが一生懸命に解釈しようとしているようだった。
マインドが止まれば,もっとありのままストレートに感じられるのだろうと思った。
No.8 - 2017/10/11 - CEX
最初は青い光が左から右へ何度も何度も流れるように目の前を通りすぎていった。途中、今日は自分の遺伝的エンティティ(以下、GE)を認識したいなと思い、自分のGEと会話するように意識をフォーカスした。
体の感覚はなくなり、空間だけが広がっていくように感じた。その空間内で注目プラクシスをすると、その空間が注目ポイントのぶんだけ広がり、立体感を感じた。
自分のネガティブな想いが泡ように湧いては消えていった。「私はまだまだだ」とか「私にはできない」とか、「私には無理なんだ」とか。そして気がついたのが、そういう想いが無意識のうちに常に根底にあり私の思考ベースになっているんだとわかった。
滝の音の中で、たくさんの音やサウンドが聞こえた。いろんな音がいろんな場所でポップアップしていた。その中の一つの音がしきりに私に何かを言っているような意図を感じたが、その意図が何かまではわからなかった。でも、何か存在のようだった。
右の親指が私の意識とは全く別に突然動いた。そのとき、私とGEは全く別の存在なんだと思った。GEは私とは全く違う人格?を持っている存在に思えた。あまりにも私からかけ離れたパーソナリティに感じてしまい、自分の一部とか、自分との関連性を見出すことができなかった。自分とはまったくの別の赤の他人が私の体を一緒に使っているように思えた。私はGEにどうしたらもっと調和できるのか尋ねた。食べ物とか、すべきじゃないこと、とか。そうしたら、GEからの返答は、私の精神的な問題、自己否定の想い、ネガティブな観念が解決できたら、調和できるよ、と。食べ物や体が問題なのではなく、常に根底にある自分の想いだと。そして、ポイントは、まず呼吸すること。呼吸の仕方も教わった。呼吸は、胃の下の方まで深く呼吸すること。それを常に心がけるように。だった。そうしたら、随分変わるらしい。
あとは、また青い光が右から左へ、そして薄い白っぽいグリーンも混じって見えた。
何かいろんなことが起こった。
最後にふと、いろんな植物が周りにあって、湖畔とそれを囲む山々が見えた。私はある植物に手を差し伸べてみた。
とってもリラックスしていて、ああ、私は昔ここに住んでいたのだな。と思った。誰もいない、一人もいない静かな場所だった。私はたった一人だった。
No.9 - 2017/10/27 - CEX
あっという間のセッションだった。1時間のセッションが15分くらいに感じた。導入の音楽からすぐに体が宙に浮いたようになった。いろいろ体験した気がするがあまり思い出せない。寝てはいない。
滝の音の途中でカラフルな光が見え、立体的になり、その後、色々な会話のような声がいろんなところでたくさん聞こえた。綺麗なミュージックが聞こえたのであっという間に終わりの音楽が始まったのかと思ったら、また滝の音に戻っていった。頭が突然からっぽになった。空っぽになったと思ったら、頭、脳みそがないというような感覚になった。
そして、頭脳明晰、頭がとても良くなった気がした。脳に情報が入っているのではなく、脳やマインドからの束縛がなくなった時に本当の能力があるのだと思った。まだコテコテの固定観念が自分の中にあるのだな、と思った。マインドに詰めている情報は本当にチンケで小さなもの。文字にするのは本当に難しいけれど、知識はそこにあるのではなく、どこにでもあり、空間に存在しているのだということ。そう思うと、能力や頭の良さを比較するのは本当にバカバカしいと思った。ただ、自分をそういう固定観念やマインドから解放してあげればいいのだと思った。自分を限定しているのは自分なのだと思った。
自分を閉じ込めようとする自分の力は、ある意味すごいな、と思う。そういう意味でもアペイランは本当に無限の能力と無限の選択肢を持っているんだと思った。
テレビで見る情報とか、インターネットで知る情報とか本当にバカバカしいなと思った。マトリックスに閉じ込められて、コントロールされている自分が今、外側の視点から見ることができた気がする。
No.10 - 2017/11/14 - CEX
あっという間のセッション。いつも1時間あるとは思えない。最初の音楽のとき、その音楽に流れるように進んでいくような体感があった。
なぜかチベット仏教のお坊さんがたくさん私の前に集まって私を見ている映像が見えた。
その後は、海。小さい頃の私が父と海水浴で遊んでいるのが見えた。懐かしかった。他にもいくつか記憶を見たが今は思い出せない。突然、スタジオのコンピューター画面とその画面に銀河の画像がでてきて、ふと、私はスペースシップにいるような気がした。
その後は、現実的に、オフィスへの扉が見えた。オフィスの方へ出てみようと思ったけれど、出れなかった。というか、肉体を動かす方法をすっかり忘れてた、というか肉体の機能がリセットされている感じで、動くことができず、それ以上出れなかった。
滝の音の中で会話が聞こえた。ふわふわとする体感もあったし、きれいな音楽がそこら中から聞こえた。
途中、腰が痛くなり、下半身はもどかしくなった。最後までそれが続いて終わった。
No.11 - 2018/09/29 - CEX
とっても興味深い体験で、盛りだくさんで、とても面白かった。時間の感覚もなく、あっという間のセッションだったけど、すべての時間をもれなく満喫できたと思う。
最初の音楽が始まってすぐに両手首に激しい痺れと痒みを感じ、その後、体全体をもれなく感じていた。スピリットとして。
そうしているうちに体の感覚がなくなり、青や緑のオーロラのような光が見え始める。目で見ているのではないことに気づく。深い意識だけの状態になり、空間が広がっていく。
音がとても鮮明にきこえ、おそらく完全に肉体から切り離される。時々、様々な滝の音ではない、いろいろなサウンドがひっきりなしに聞こえた。グリーンと黄色のフラッシュライトのようなものが一瞬現れ、それに包まれた時、びっくりする。このままびっくりしていなかったら、何か他のことが起きたかも。なぜなら、完全に違う異次元の空間を瞬間にかんじとったから。
でも、すでに私はずっと、ここではない、異なる空間にいて、様々な思考が浮遊しているのを感じていた。無数の小さな粒子のような様々な思考が私まわりに飛び交っている。でも、それは私のものではなく、他の誰か、多くの他人の無数の思考だと感じる。
その中(思考のフィールドの中)で、私は自分を自覚する。私はその中の思考をピックアップしようと思えば、いくらでもピックアップできるのだと思う。そして、普通の生活の中で、無意識にそれらの思考をピックアップしているのだということもわかった。その後、映画ブラジルのシーンがとぎれとぎれに入って来て、少し怖くなった。無数の思考の中に存在することも怖くなった。
でも、「それは私じゃない。」「私は影響をうけない。」私の中にある恐れが、それらの思考と共鳴するのだ。恐れや否定的な感情を私が受け入れるから、私の中にあるということに気づき、自分の中の恐れを自分の外へ出した瞬間、それは(ネガティブな思考や恐怖)は自分の中になくなり、一切影響を受けない安定した強い自分がいることに気づいた。
相変わらず、思考のフィールドでは、ネガティブな思考がたくさん浮遊している。その中に私は存在していたけれども、もうその時はなんの影響もうけず、ただその思考の存在を知覚し、そこにいた。私の中にあるものではなく、私の外にあるものとして感知していた。私の中にはもう何もなくなった(ネガティブなものが)。
その後。別のフィールドに移行する。私自身のフィールドに入った。ネガティブなものは何もない。しっかりとした自分自身がいるのに気づく。これが自分なのだな、と思う。その状態をしばらく感知していた。広い空間、安定している状態。確かな感覚。おもしろい。そして、その後で、大きな何か、へだたり、ブロックのような、雲のような塊が、先ほどのいろんな思考があったフィールドと、自分の今の安定したフィールドの間に感じる。2つのフィールドの間に大きな隔たりがある。それが何かはわからない。ただ、何か自分の中に突き抜けられないものがあることを感じていた。全く記憶もなく、完全な空白の感覚。それがいつも自分を隔てている何かだと感じていた。そして、最後にこれがインプラント?なのかな、とふと思った。
とにかくおもしろかった。最後のミュージックでは、次第に体がピクピクと動きはじめ、肉体を感じていた。
今は気分がすっきり爽快で気持ちが良い。視界がとても広い。
次回のオーディティングと次回のCEがとても楽しみ。CEXの中で、私の中で何か変化が起きていることを実感した。
そして、その変化は現在進行中なのだということに気づくことができました。次回のオーディティングとCEが楽しみ!このセットすごい!!
No.12 - 2018/09/30 - CEX
ものすごく不思議な体験だった。
実際のところ、何が起きていたのかは全くわからない。ただただ高速回転している、ものすごく強烈なエネルギーの渦の中にいた。始まってすぐに体の感覚がなくなり、ただ音を聞いていた。時々、意識がうつらうつら、うつろになっていた。ふと、宇宙船の画像が浮かぶ。
その後、中間くらいで、ものすごくパワフルな空間。あれはなんだったのだろう。エネルギーがものすごく凝縮されていた。空間がぐるぐるとうねりをあげている。私も強烈な凝縮されたエネルギーの球体に包まれ、その中に入っていた。特に何も見えなかったし、何もない空間。自分自身すらどこに位置しているのかわからないし、なんの気づきもない。ただパワフルで強烈なエネルギーが渦巻いている空間中に長い間いた。時々、ピヨピヨの声がしたけど、無視した。それよりも、空間内のエネルギーが強烈だった。
リターンの音楽が始まると、ふわっと軽い空間に落ち着いてきた。あの強烈な空間と、終わりの方の空間の体感のギャップは大きい。
不思議な体験。おもしろかった!
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