CURRELL EFFECT〜カレルエフェクト
Harmonic Resonance of the Quantum Potential
量子ポテンシャルのハーモニック共鳴

CEXCE Personal Experiences & After Effects
CEセッション体験談 & アフターエフェクト

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カレルエフェクト - 2018年12月20日~12月23日
ディスカッション会 - 2019年1月21日

クリスマスシーズン恒例のカレルエフェクトは、セットセッションが1席を残して満席となり、大盛況に終わりました。4年ぶりに復活した究極のカレルエフェクト、CEXも大変好評でした。今回も皆さんとても素晴らしい体験をしていただいたようで、大変嬉しく思います。

また4年ぶりに開催したCEディスカッション会では、クリストファーの即興演奏によるバイブレーションチューニングから始まり、CE体験談やアフターエフェクトのシェアリング、そしてその後のランチ会と、参加者の皆さんにとってもとても有意義で楽しい時間を過ごすことができました。

カレルエフェクトのプロセスの一環として、セッション後CEナビゲーター全員に体験を書いていただいています。掲載に承諾していただいた方の文章を全て紹介させていただきます。

※「アペイラン」の定義は用語集をご覧ください。

レポート:REPORT: CE & CE-RELAX 2018.12 and Discussion Group 2019.01


<クリストファーからのコメント、およびQ&A>

クリストファーから参加者全員へのコメント
多くの人がなぜ、サウンドにこんなことができるのかな、と不思議がる人がいます。人類の歴史を最初まで遡ると、つねに音が何かを起こさせることを人類はわかっています。歌とか丸太を叩くとか。それが今、現在になると音楽やサウンドというものは、もっと高度なものになっている。

みんな、音や音楽というのが素晴らしい効果があることを知っていますよね。感情に影響があることや、体を動かしたくなってダンスしたくなったり、イメージが見えたり、音楽を聴くといろんなことが起こりますよね。

でも、おもしろいことに、科学者はなぜそういう影響が起きるのかを全然知らない、見当もつかないのです。今、今日でも科学者たちはなぜサウンドがそのような影響を与えるのか知りません。物理学の観点からいうと、サウンドというのは単に空気が動いているというだけ。空気が動いて耳にあたる、単なる空気の粒子のバイブレーションが耳にあたるだけです。でも、空気の中には、そのような影響をあたえるようなものは一切入っていない。だから科学者たちはすごく疑問を持っている。

でも、その理由がカレルエフェクトの本の中に書かれています。なぜサウンドにそのような影響があるのかが書かれています。みなさんがカレルエフェクトで体験しているものはすべて、かなりいろんな幅がありますよね。人によって違います。その影響、このカレルエフェクトの影響というのはすべて、いわゆる電磁波スペクトルで起きているのです。光のスペクトルで起きている。光の周波数体でいろんなエフェクトが起きているのです。音ではありません。全く音ではないのです。みなさんが体験しているのは、音楽だろうが、カレルエフェクトであろうが、いろんな体験をするのは、サウンドが直接影響しているわけではないのです。音だけだと、そういう影響は現れないのです。でもサウンドが何をするのかというと、共鳴するためのきっかけ、トリガーになるわけです 。ようするに、バイブレーションはバイブレーションで、サウンドであろうが、光であろうが、すべてバイブレーションです。これを私たちは変調といって、サウンドが空気の粒子を振動させます。そして光もまた、もっと高いバイブレーションで、同じように動いています。この二つの波がだんだん一緒に合わさってくると、人はここで振動しているサウンドの層から、そこで振動している光の層のバイブレーションを感知できるようになる。そして、サウンドから光へと移行していく、つまり、サウンドの体験から光の体験へと移行していくわけです。だから、バイブレーションチューニングとかそういうものは、CEに入っていくために、バイブレーションをシンクロさせるために、バイブレーションをチューニングして電磁場のスペクトルにみなさんが行きやすいようにイントロダクションとしてあるのです。

サウンド自体は何もやらない。サウンド自体は何もできません。でも、これがどれでも、ちゃんと効果が出るためには、誰かがそこにいないと効果が出ないのです。そうすると非常にバイブレーションとスピリットとの交流が関わってきます。これは非常に複雑なプロセスがあって、スピリット自身がシンクロさせていくんです。これは、自然と起きるわけではなく、その人自身が自分でシンクロさせていく。これが、あるフィーリングとか、「これ、おもしろいな」とか、「これは親しみがあるな」とか、そういうかたち、これは単なる表現方法ですが、そのスピリットがこの二つの波形を見てシンクロさせているのを「あ、面白いな」というようなかたちで説明しています。これを説明しようと思うと、いろんなそれぞれちがった体験という説明となる。というのは、みんな、それぞれ現実と人生の知覚、感じるものがそれぞれ違う、それがベースとなって表現しているからです。

いったん人が光のスピードへとジャンプすると、そうすると、まさにカレルエフェクトのゾーンに入ります。おもしろいのが、いったんそのゾーンにはいると、周りを見て「あ、物事が違うな。」と見ることができるようになる。本当にしっかりちゃんとシンクロしていくと、エフェクトとしては、その人つまりスピリットが体の外にでる、外在化します。

また、おもしろいことに、実は人は結構すごく外在化しています。ただ自分で気づいていないだけ。さらに、おもしろいことは、すべての知覚を持って外在化することもできる、つまり目とか耳で全部見て、聞いている状態。または、全ての知覚なしに外在化したり、ファジー(曖昧)な状態で外在化することもあります。でも、ほとんどの人が外在化するけど、全ての知覚を持たずに外在化しているので、外在化したということに注目しないんです。意識していない。だから鍵は、外在化したときに自分の知覚を維持して外在化することですね。でも、スピリットはスピリット自身で知覚を持っていて、肉体は肉体で別の知覚を持っているわけです。これを、体を通してみようとすると、体にいつまでも繋がってしまう、惹きつけられてしまいます 。スピリチュアルな知覚を使うと、肉体を手放しやすくなります。ということは、目を使って見る必要もないし、耳を使って聴く必要もない。それがおもしろい生命の仕組みです。

それで、みんなしょっちゅう外在化しているけど、気づいていないという話をしましたが、だいたい人々が外在化するときは、通常2つの主な出来事があったときに外在化します。一つは、とってもとってもハッピーな時。とても良いお友達といて、楽しいパーティーがあって、親しい友達がいてエネルギーがたくさんあって最高の気分の時、そうすると安全だと感じるから外在化する。それが一つの状況です。それは、部分的に知覚があったり、もしくは完全な知覚があって出ることがあります。もうひとつは、極端に正反対で、例えば交通事故か何かあって、肉体がつぶされてしまった時。体が非常に大きな痛みを伴う時に、スピリットが「わー!!ここにいたくない!ここの近くにいたくない。全然近くに寄りたくない!」と思うときにピューっとでてきてしまう。この両極端のときに外在化しやすくなります。もちろん、スピリチュアルな意識が高い人は自由意思でいつでも好きなところに行けます。自分の意思で外在化できます。とはいえ、人生の中で起きやすいのは両極端なこの2つのパターンが多いです。

カレルエフェクトでは、この地球とは逆の環境を作っているので、自由に外在化しやすいような環境を作っています。そうすることで、自分の自由意思で出やすいように、そして出ることで物事をチェックできるような環境を提供しているのがカレルエフェクトです。

この現実は、みなさんが自分の肉体を釘付けにするための現実になっているわけです。それを私はマトリックスと呼びます。マトリックスはみなさんが肉体に釘付け、ピンにくっつけられたような状態にさせるのがマトリックスで、それは単に社会のプログラミングです。決まった時間に起きて、仕事をして、こういう服をきて、こういう行動をして、こういう話をして…などなど。多くの人は単にそのままやる、疑問ももたずに、ただロボットみたいに行動をします。人によっては、「ん?私、なぜこんなことやってるんだろう…。」と思っても、やっぱりそういう生き方をします。人によっては、それに反抗する。「こんなの馬鹿げているから、いやだ!」って。でもこれはグループの集合的同意で、社会でみんなが「こういう風にしなきゃいけない。これをしなかったら問題ですよ。」、というような集合的同意です。だから人間関係もそうだし、仕事や教育もそうです。なので、カレルエフェクトの場合は、一時的で短い間ですが、みなさんをその関係から外へ、マトリックスの同意から、ぽんっと外に出て、ありのまま物事を見させてくれるのがカレルエフェクトなのです。そのあとで、さらにアフターエフェクトがあって、日々の生活の中でうーんと周りを見て「なんかおかしいぞ…。」と別の視点で物事をたりするのがアフターエフェクトとして起きちゃうわけです。

でも興味深いことに、グループつまり集合的プログラミングは、人によっては、「いや、何千年という歳月をかけてできあがったものだし、自然と出来上がってしまったものだから…。」と、 そういう人もいます。確かにイエスです。でも、それよりも実はもっと深いのです。マトリックスの源をみるとまさにコントロールシステムなのですね。まさに人をコントロールする仕組みです。人が新しいアイディアがあって目立ってしまうと、どの文化でもいろんなことわざがあると思いますが、日本でも「出る杭は打たれる」というように、どの文化も似たようなことがあります。他のグループと同意しないのはよくない、というような同意がある。だから、自分がスピリットとして進化させようと思ったら、それに直面しなければならない。ということは個人個人、個々になりはじめるのです。スピリットは進化しはじめると個々になり始めます。ということは、日々の生活の中で生きる上で、こういうことをちゃんと知らないといけない。

マトリックスはトリックです。ごまかしで、罠です。やらなくてはいけないことのひとつは、このマトリックスを認識してその外に出ること、でもまた同時にそのシステムの中、そのシステムはそこら中に充満しているので、それと交流しなくてはいけない。人によっては、「わー、どうしたらいいの?そこら中にある。」というかもしれない。でも、できるんです。気づきが高まれば高まるほど、それが楽にできるようになるのです。なぜなら、すべてが見えるから。人のゲームとかその目的、何を達成しようとしているか、とか全部見えちゃうから。見たらすぐに、「この人はこれがあるから、これをやってるのね。」とわかる。でも、それを本人に言ってしまうと、「言ってないのに何がわかるの?」ということになって、おかしくなってしまう。「え、なんでわかるの?」って。だから見えちゃっても気をつけなくてはいけない。だから、みんなに言う必要はなくて、「あ、そうなのね、そういうことなのね。」だけでいいのです。

これが私たちのスピリチュアルな進化の一貫です。ある人は、この現実の中でうまくやっていっていく、そしてまた、ある人は自分のワークをして自分がどんどん進化していきます。でもボトムラインは、私たちは肉体ではない、マインドでもない、私たちはまったく別ものだということ。基本的に私たちは無限の潜在的可能性をもっているということです。その無限の可能性を今、実現できない理由は、マトリックスがあるからそれが実現しないのです。自分がそのマトリックスにどれだけ同意しているのか、自分がマトリックスに同意すれば同意するほど、あなたの能力がどんどん減ってしまい、縮小してしまう。ということは、周りの人と同じようにしなければいけないと思ってしまいます。でも今日、私の視点では、地球の状態はあまりいい状態ではないですよね。だから今、地球を運営している人は、いい仕事はしていない。だから、そういう人についていくことは馬鹿げていると思います。彼らは何もやっていない。というか、カオスを作り出すことしか知らない。ということは、個人個人として責任をとって物事を変えていくことに貢献していかなければいけない。それをどうやればいいか、というと、第一に自分を磨くこと。そうすると、そこから物事が自然と進化していきます。僕が言えることはこれに関しては、これかな。

Q&A
何か質問はありますか?

質問者:音楽に関して、コマベチ博士という人が(クリストファーと)同じようなサウンドで同じようなことを言って、CDとかを出しています。「覚醒します」みたいな…。それには同じ音が含まれているのでしょうか?

クリストファー:たぶん違うと思います。でも知りません。たぶん同じものではないと思いますが、もし同じものだったら、驚きます。というのは、カレルエフェクトのデータの背景は、非常に複雑です。 基本的にはサウンドを使って、ヒーリングで本当にスピリットを拡張するものはほとんどなく、ほとんどのサウンドが、他のこと言っていたとしても、効果はヒーリングです。ほとんどが共鳴とか、波動とか、体を振動させるとか、そういう話をします。当然それで物事がシフトしていく場合もありますが、それは非常に限られた概念です。でも本当はそれ以上に深いもので、最終的に外に出て自分を拡張して外在化するには、それだけではなく、もっと複雑なのです。こういうものを開発するためには、スピリットとは何かをちゃんと知らないといけない。でも、なんでも可能ですからね、可能性はありますよ。否定はしないです。

質問者:聞いていて、ちょっと似ている感じがしたので…。だから、あれ?って。

クリストファー:でも、少し似ているくらいでは十分ではないですよ。わかりませんが、でも自然のバイブレーションだけでも、人がとても高まった気持ちになりますよね。自然の中にも具体的な特殊な波形パターンがあって、その波形パターンは、滝のような音、川や雨のような音や、風で木の葉が擦れる音など、それらが特殊な波形です。CE-RELAXでもそれが入っています。CE-REALXの中でもCEが少し入っている。正直いって、いったんこのカレルエフェクトの仕組みがわかって、十分に経験を積んだら、最初は自然に行って、小川とか滝とかの近くに行って、そこでCEの体験ができるんです。わざわざ、セッションに来る必要はなくなります。でも、そのためには十分に理解していないといけない。そして、十分に経験を積んでいることがベースです。それで(自然の中にいってCEと同じ体験をすることの)経験を十分に積んだら、今度は次のステップがあって、自分でその状況、自分でそのシナリオを作ればいい。自然の中にいなくても、もうどこにも行かなくても、自分でできるようになります。このカレルエフェクトでの私の信念は、これは単なるステップです。人が自然にできるべきことをできるようにするためのヘルプをすることです。いったんわかると自分でできるはずなのですね。誰かのところに行ったり、ここに行ってこのツールを使わないとこれができない、というものは最終的にマトリックスになってしまいます。人をフリーズさせてしまうものは、依存になる。これをいつも使わないとそこにいけない…。カレルエフェクトはそうではなく、依存するものではなく、十分に興味があって、いったん理解できたら、自分でできるようになります。そして、ここから卒業して先に進むことができます。

私が最初にカレルエフェクトを紹介しようと思ったのは、何千年も前、例えば仏陀の時代、世の中はまったく違った世界でした。非常に違った世界で、今みたいなテクノロジーもなく、今よりもはるかに人口が少ない時代でした。世の中、全く違っていた。そこで彼は、瞑想とかそういうものを開発しました。多くの他の人も似たようないろいろな手法を開発し、それが人々の意識を高めるツールだった。でも今に入ろうとすると世の中は非常に違う世の中で、もっと歪みが増えている。というのは、人口が前よりもはるかに増えたので、たくさんの歪みの出来事も多くなってきている。要するに動きがたくさんある、エネルギーがたくさん動いている状態です。だから、昔のツールである瞑想や禅でもなんでも、そういうことをやろうとしても、なかなか成果が得られない。 自分のマインドを止めよう、静かにしようと、どんなに頑張ってもなかなかできない。大昔はそうではなかったのかもしれません。マインドがもともとそんなに忙しくなかったから、座れば自然とその境地に入りやすかったかもしれません。でも今は時代が違う。明らかに世の中はぐちゃぐちゃなわけですよね。だからこのツールは時代とともに適切ではなくなってしまった。だから、じゃあ高度なテクのロジーを使おう。高度なテクノロジーを使ってツールを作って、現状に適したものをつくろう。歪みとか早い動き、全てが動いている中で、適切なツールをつくろう。

人はとにかくマインドを止められない、常にマインドが動いている状態なので、物事にフォーカスができない、なので座ってヘッドホンだけ使って聴かせたらどうだろう。座ってヘッドホンで聞く。これだけ。もし今の時代に瞑想しようと思っても、せっかく1歩前に進んでも2歩くらい下がってしまう。世の中があまりにも早く動きすぎるので、なかなか維持することができない。それが主な意図でカレルエフェクトを最初に開発しました。より近代の状況に合わせて、人々がこの歪みから少ない時間でも外に出れるようにするもの、そして自分が誰かをみえるようなきっかけをつくろうと。

いったん人が、自分が誰かをみることができたら、大きな変化が起きるわけです。いったんポンと出ちゃう、ポップアウトしちゃう。そうすると視点が全く違う。体の中にいない、目を通して見ていない、耳を通して聴いていない。全く違った存在。今まで見たことがないものが見える。今度はどこでも行けてしまう。これであなたの視点が大きく変わります。宇宙とか人生とか生命とかの視点が大きく変わる。それで、そのあと戻って来ると物事が違うわけです。それで日々の生活をしていると、「あれ、なんか違う、え?」と。今日、皆さんもその例を説明してくれました。ポイントは、一旦自分の視点が変わると、あなたの選択が変わる。そして違った選択をすると、人生が変わる、違った方向に行く、それがカレルエフェクトの目的です。当然それが起きている間、楽しんでいいんです。楽しくなかったら何かがおかしいですね。

質問者:カレルエフェクトは光のスペクトルへとシフトするといいますが、CDは情報が限られていると思うのですが、その辺はどのように違いますか?家で聞いているのですが…。

クリストファー:CDはサウンドで、ヘッドホン等から耳に入って来ますよね。最初はやっぱり空気なわけで、ヘッドホンと耳までの距離が近くても、やっぱり空気が動いています。そこが変調して光のスペクトルに変わるわけです。これがCDだろうがなんだろうが関係ないです。でも、質問の中でおっしゃったように、実際のカレルエフェクトのセッションの場合、クオリティが非常に高いからCDにやけないというのを聞いていると思います 。テクノロジー上の制限があります。ここのセッションの場合はハイクオリティの情報がたくさん入っている。スピリットは全てのバイブレーションに対して非常に敏感ですから、機材の影響を受けてほしくないので、非常に、非常に良い機材を使っています。オーディオのクオリティを無視するお医者さんとかヒーリングをやっている人がいますが、これが大切なのです。特に私がやっていることに関しては、これが非常に大切なんです。でも肉体のヒーリングだったら、もちろん体に響かせるので荒いバイブレーションでもいいですが、これは全く別の話です。体に響かせるのは、また別のテクノロジーです。CEとは全く関係がありません。

私のCDでもなんでも、聴いた段階であなたが光に変調しています。聴いた段階で、そのプロセスが起きているのです。普通の音楽でもイメージとかが現れているのは、全く同じことが起きています。でも私はこれをすごくコントロールしていて、すごく磨いて、そしてスピリットだけバシッとめがけています。それが他の音楽との違いです。私のしているワークショップでもレクチャーでもCEでも、私がやっていることは、常に肉体ではなくスピリットにフォーカスしています。スピリット、あなたとコミュニケーションしているのです。マインドではない「あなた」とコミュニケーションしているのです。人は、「私のスピリットが…」とか、「あ、私の魂が…」という人がいるが、いつも笑っちゃうんです。そう言われると「じゃあ、あなたは誰?」ということになります。それは自分を知らない証拠です。自分を知らないことをバラしているようなものなのです。「私のスピリットが今日は悲しんでいるの…」、そうすると「なんの話をしているの?私が悲しいならわかるけど…??スピリットって魂のことを言っているの? では、魂とは何?」と言いたくなってしまいます。ちなみに、スピリットと魂は別物です。だから誤解が生じてしまうんです。でもこの話はまた別のときにしましょう。他になにかありますか?

質問者:私は答えをみつけて帰らなきゃと思っていました。でも帰れる故郷は、私はどこなんだろう?地球だと思っていた。でもみんな違うのかしら?それともONEだから、みんな同じところに帰るのかしら?

クリストファー:「みんな1つだ」というのは大きな間違いです。本当に大きな誤解です。これをいうと、「えー!?」と言われるかもしれないけれど。すべてのスピリチュアル系とかニューエイジの教え、仏教やヒンドゥーとかは、「ワンネスの教え」、「一つに戻る」、「みんな、いずれは一つになる」という概念をもっています。一つになると思っている。でも実はそうじゃないです。それは真実ではありません。我々はみんな個人個人、個々なのです。自分が高まれば高まるほど、そうだってことに気づいていきます。でも、今一番わかりやすい表現をすると、ある時点でスピリットがすごくピュアな状態になる時があります。これは「静態」つまり静止状態、動きがない状態です。すべては動いていて、宇宙すべてが動いています。でも例外があって、スピリット以外。スピリット自身が純粋な状態では、まったく動きがないんです。だから静態、静止状態、動きのない状態。その状態の時は動きがない、波形がない、エネルギーも時間も空間の位置もない、今説明したことは、まったく物質世界、物質宇宙の外のことですよね。だからスピリットは物質世界には存在しない。物質世界はすべてが波であり、場所がありますね。でもスピリットの純粋な状態にはないんです。これは非常におもしろいです。だから、人がとってもピュアな状態に入ると、すべて知っている状態になる。これを一つになると誤解するのです。でも実はそうじゃないのです。一つになるとは違うんです。今はここまでにしておきましょう。これ以上行くと非常に深いので。

私はいつも「全てはバイブレーションです。」と言っていますよね。つまりバイブレーションは振動で、すべて動いていますよね。でも、実は一つだけバイブレーションではないものがあって、それが「あなた」です。「あなた」はバイブレーションではない。それで、おもしろいのは、スピリットがこの静態、純粋な状態であるとき、そういうとき、どういった思考をもつかというと、ポスチュレイトといって、物事を実現するという特殊なクリエイティブな思考のことをいうのですが、そういう思考を持つと、物事が自分の方にやってきます。本人は動かないのです。自分が動いている、空間を動いているのは幻想なのですね。実は、スピリットが物事を自分で動かして引っ張って来ているだけ。というのは、単なるエネルギーだから。エネルギーを動かしているだけなのです。おもしろいでしょう?スピリットはいろんなエネルギーの場を使って動きを作り出します。そうやって我々も体を動かしている。力の場があって、それが筋肉に変わる、みんなエネルギーの場なのです。追跡ビームのような、スタートレックの映画ように他の宇宙船を追跡するような、または操り人形のような、紐の代わりに力の場があって、それをスピリットが引っ張ったりして操っている、だから単なる筋肉の動きではなく、筋肉以上のことが起きているということです。筋肉の動きはそれの物質的な単なる現れで、でも何かが筋肉を動かすわけですよね。それはエネルギーもしくは力です。人生、生命はおもしろいですよ。

だから、あなたが帰るところというのは静態なのかなと思います。

質問者コメント:シリウスとかプレアデスとかあるのかと思いました。ここでも中国人とか韓国人とかあるように…。

クリストファー:それは、単なる場所です。ゲームの一貫なので、単なる場所の一つです。でもスピリットがゲームを完全にやめたら、生態になります。我々のまわりは全てゲームです。でも、そのためにはゲームが何かを知らなければいけない。ゲームとはバリアと自由です。自由とバリアがあってゲームになります。スピリットがこの物質世界にいる唯一の理由はゲームをするためです。他の理由はありません。ゲームが終わったら、また即座に新しいゲームをスタートせざるを得ないんです。複数のゲームを同時に進行していてもいいでしょう。今日のミーティングだってゲームですよね。でも、おもしろいのが、スポーツのように勝ち負けというアイディア、あれ良くないですね。だってゲームに勝ったら、ゲームは終わってしまいます。ゲームオーバーですから。そうすると、スピリットは「あー!ゲームをしなくちゃいけないのに!」ってなっちゃう。ゲームをするために物質世界に来たのだから、これはNot Okayですよね? だから即座に新しいゲームをスタートしなければならない。だからアイディアは物質世界に存在するためにはゲームをする、そのゲームをするというプロセスなんです。ゲームが終わっちゃうとゲームではなくなってしまう。当然、自分の選択でいつでもゲームを終わらせることもできますよ。でも通常ゲームを終わらせたら、また次のゲームをスタートしますよね。で、ビッグビッグビッグピクチャーでは、宇宙も多宇宙も全部ゲームなので、スピリットが「これ全部なし」と言ったら、静態になる。だから、私たちが自分を高めようとするんだったら、まずは静態を目指すことが第一歩ですね。実際、静態についてはカレルエフェクトの本に説明されています。

『生命は、基本的には静態である。この静態(静止状態)とは何でしょうか?定義:生命静態には、質量もなく、モーション(動作・運動)もなく、波長もなく、空間や時間内の位置もない。それは、インセプションする(発端となる思考を作り出す)能力、そして感知する能力を持っている。これらの性質を持っている特有で特定の静態です。』(本「カレルエフェクト 第7章、アクシオム」抜粋。)

今言ったように、静態には、動きもないし、場所もないし、波長もない。またここでは「インセプション」という言葉を使っているが、正確には「ポスチュレイト」と言った方がいいかもしれません。「ポスチュレイト」は日本語にならないのですが、発端となる思考、ものごとを引き起こす思考を作り出す能力を持ち、そして物事を感知することができます。だから、静止状態で、でも全てを感知している状態です。全てに気づいている状態が静態なのです。

それで、このポスチュレイトとは思考の一種です。考えること、私がよく「考えないないこと。」と言いますよね、「思考」と「考える」は同じ症状ではありません。「思考」は非常に高いバイブレーションで、スピリットから直接来るのが思考です。「考える」はマインドですから低い、全く別ものです。日々の生活だと「思考」も「考える」も同じ、「thought(思考)」と「thinking(考える)」は一緒です。でも、私たちが言う時には、はっきりと違う、ということを明確にしておきます。ポスチュレイトは思考の一種なのですが、違いは何かというと、ポスチュレイトは「ものごとは全て完了している」、「成し遂げている」というアイディアがすでに入った思考なのです。だからもう、あなたのユニバースにはもうそれができてしまっている。ただ、周りのユニバースがそれを実現するために追いついていかないといけない。たとえば、「ああ、これができるといいなどぁ。」というのではない。「これをやっています。今やっています。もう起きています。」というクリアな全体のアイディアが全部見えている。ただし、宇宙にそのアイディアが、このポスチュレイトが実際に現れるには時間がかかってしまう。スピリットのパワーによってそれがいかに早く実現するかが決まってきます。スピリットが非常にパワフルであればあるほど、ボン、ボンと現れる。この椅子をポスチュレイトしたら、ボンッ!と現れちゃう。消そうと思ったら瞬間に消せる。ポスチュレイトは思考の一種なのですが、「もうすでにある」という、「この椅子はもうある」、「もう作っちゃった」、「完了しました」、というアイディアがある。そうすると物質世界が、「おお、そうかそうか、ある。」ということになる。スピリットにはポスチュレイトする能力があります。ようするに静態からそういう思考を持つことができる。そして、物事を感知することができる、というのが今の定義ですね。本当にちゃんと定義を理解するのはちょっと時間がかかります。ポスチュレイトもどういうふうに出すかというのも仕組みがあって、それを説明するとしたら1回分のレクチャーができるくらい情報があります。人によっては、何かやりたいことがあっても、「なぜそれが正しい形で現れないの?」と疑問を持っている人もいます。理由の1つ目は、意図的思考が正しくないということ。もしかしたら、まったくポスチュレイトしていないのかもしれない。何もなければ、当然何も起きないですよね。2つ目は、ポスチュレイトがファジー、曖昧であること。曖昧なポスチュレイトをすれば、曖昧なものしか現れないですよね。だから、とってもクリアにそれを行うと、それはそのように現れます。ポスチュレイトの仕組みがあります。これを知ることは、人生の中で何かをやる時にとても役立つと思います。確実に自分のアイディアをクリアにもつと、そうすると現実にクリアに現れてくる。でも、そうするには、それだけでなく別の要素も関わって来ますが、でも、クリエイティブな視点からするとそのようになっています。

今日は楽しかったですね。

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